トルコリラの基本情報

人口 | 8,533万 (2023年) |
面積 | 780,576平方キロメートル(日本の2倍) |
首都 | アンカラ |
元首 | エルドアン大統領 (2014年〜) |
国債格付け(米格付け大手S&P) | BB―(前回:B+) |
GDP | 世界19位(日本:4位) |
トルコの名目GDP(自国通貨)の推移
出典:世界経済のネタ帳
トルコリラの過去の値動き
過去10年のトルコリラの値動きは?
ご覧の通り、レートは10年連続で下落。。
10年前は1リラ=約50円だったのですが、今や4円台まで下落しています。

始値 | 終値 | 変動幅 | |
2015 | 51.2 | 41.2 | -9.9 |
2016 | 41.2 | 33.1 | -8.1 |
2017 | 33.1 | 29.7 | -3.4 |
2018 | 29.7 | 20.7 | -9.0 |
2019 | 20.7 | 18.2 | -2.4 |
2020 | 18.2 | 13.8 | 4.3 |
2021 | 13.8 | 8.6 | -5.2 |
2022 | 8.6 | 7.0 | -1.6 |
2023 | 7.0 | 4.7 | -2.2 |
2024 | 4.7 | 4.3 | -0.4 |
ちなみに、2024年は過去10年で最も下落率が低く、下落レートは「-0.4円」でした。
正直、この程度の下落であれば、「スワップポイントの積み上げ」が「為替の下落速度」に勝るので、結果的に資産は増えていきます。
なぜ、トルコリラはこれほど下落したのか?
トルコリラはこれほど急激に通貨の価値を下げたのか。。
それには「トルコ中央銀行の金融政策」が大きく影響しています。
トルコは長年「インフレ率」が高いことで有名ですが、通常インフレ率が高いとき、中央銀行は金利を上げてインフレ率の抑制を図ります。
しかし、トルコ中央銀行は、インフレが進むなかでも金利をむしろ下げて、インフレを加速させていました。
こうした異例の金融政策が過度な物価高騰を招き、トルコリラの価値を押し下げてきました。
トルコ中央銀行がこうした対応をとる背景には、「金利は諸悪の根源」と主張する、エルドアン大統領の意向があると考えられています。
トルコリラの下落の原因はエルドアン大統領?

2014年以降、強権体制で知られるエルドアン大統領の存在は、リラの下落リスクを高める大きな要因と言えます。
エルドアン大統領は、「金利は諸悪の根源」「高金利がインフレを招く」という信念を持っています。
つまり、「インフレを抑える」ために「高金利政策」を行うという、一般的な金融政策とは真逆の思想を持っているわけです。。
ただ実際には、金利を大幅に下げたことで、為替相場の下落が止まらず、結果インフレは急速に進みました。
事実、エルドアン大統領就任後の2014年は、1リラ=50円だったのが、2024年には4円台まで下落しています。。
エルドアン大統領の再選後、金融政策の見直しは図られましたが、2028年まで任期が続くことになっているので、いつ方針転換が図られてもおかしくありません。
トルコ CPI(消費者物価指数)と政策金利の推移
では、次に「物価(CPI)」と「金利」の動向を見ていきましょう。
過去5年間の動向として、まずは青いグラフが示すCPI(物価指数)については、少なくとも40%以上のインフレ率になっていて、とにかく”インフレ率がヤバイ”ことになっています。
物価が上がったと騒がれている日本も約3%ということを考えると、とんでもない数値であることがわかります。
一方、制作金利は50%を天井に、今年に入り0.25ptづつ下がっていますが、直近では42.5%と、他国に比べれば、まだまだ高い水準になっています。
実質金利はプラスに?

先月12月の実質金利は+3.2%に上昇。 (政策金利:47.5% – 物価指数:44.3%) 2021年頃からマイナスだった実質金利は、引き締め局面において初めてプラスに転換しました。(一般的にプラスの実質金利は通貨高要因とされる)
トルコ中銀にとっては難しい舵取りとは思いますが、経済情勢が落ち着くことで、リラ円のレートも安定するため、頑張ってもらいたいところです。。
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