FXトレードのメンタル・思考

なぜ、フィボナッチなのか?FXで勝つための「フィボナッチ戦略」

シオタ
シオタ
「フィボナッチ(黄金比率)」とは、イタリアの数学者「レオナルド・フィボナッチ」が発見した「数列」になり、「1:1.618」という数字を”黄金比率”として結論づけた考えになります。

これまで色んなテクニカルを試してきましたが、”フィボナッチ”に出会ってからは、とにかく無駄なトレードが激減し、トータル収支3年連続で”プラス”を達成できています!

そもそも「フィボナッチ」とは?

「フィボナッチ(黄金比率)」とは、イタリアの数学者「レオナルド・フィボナッチ」が発見した「数列」になります。

フィボナッチ数列は、0と1から始まり「前の2つの数を足すと次の数になる」と言った数列のことで「0、1、1、2、3、5、8、13・・・」というように続きます。

「FX」で活用するフィボナッチは、このフィボナッチ数列を発展させたもので、それぞれの数字を1つ後ろの数で割ることで算出できます。

例えば、1÷2=0.5、2÷3=0.67、3÷5=0.6といった計算式で求められ、「21÷34」以降は以下のように0.618がずっと続きます。

  • 21÷34=0.618
  • 34÷55=0.618
  • 55÷89=0.618

さらに、フィボナッチ数列を2つ後ろの数で割ってみると

2÷1=2.0、3÷2=1.5、5÷3=1.667といった数値になります。
そして、この計算方法においても、「55÷34」以降は1.618になります。

  • 55÷34=1.618
  • 89÷55=1.618
  • 144÷89=1.618

ネコ氏
ネコ氏
なんだか難しい話だけど、要するに「1.618」って数字が重要ってこと??
シオタ
シオタ
そう、まずは「1.618」が重要ってことを認識してくれればOKだよ!

 

FX相場で威力を発揮するフィボナッチ「1.618」とは?

フィボナッチでは、【1:1.618】という比率を、自然界で最も美しい比率、人間が最も心地良いとされるバランスと定義付けています。

例えば、あの有名な絵画「モナリザ」や「ミロのヴィーナス」も「1:1.618」というバランスで作られています。

その他にも、「国旗」や「名刺」。 また、「トランプ元大統領の髪型(笑)」にも採用されているという”説”もあるほど、”黄金比率”は世界の様々なシーンで活用されています。

そしてこの黄金比率が「FX相場」のテクニカル分析でも、威力を発揮します!

FXではこの「1:1.618」の黄金比率を
「%」で示した数値
→「61.8%」という数値
「相場」の反転を示すサインとして重要になります。

<フィボナッチを使ったFXの具体例>

ネコ氏
ネコ氏
うーん、ちょっと難しそうだけど、具体的にはどどんなトレードなの??
シオタ
シオタ
下のチャートのように、相場が【61.8%】まで落ちたところを見計って、買いのエントリーで値上り益を狙うのが、フィボナッチトレードの基本的な使い方だよ。

 

フィボナッチ比率 トレンド
38.2% 弱いトレンド
50% そこまで強いトレンドではない
61.8% 強いトレンドの継続

 

【1章】 なぜ、フィボナッチなのか?

そもそも、なぜフィボナッチなのか?

一言で言うと「シンプルでよく勝てるに尽きますが、

もう少し深掘りすると、

以下の2つの理由が挙げられます。

・理由①:『大局把握に欠かせない”ダウ理論”と相性が良い』

→私は基本スイングトレード(保有して1日〜数日間で決済)なので、相場の大局に沿ったトレードとフィボナッチは相性◎です!

・理由②:『PC不要で、スマホだけで完結できる』

→サラリーマンで日中は相場が見れないので、”スマホで完結”は必須条件です!

シオタ
シオタ
この二つの条件が、合致して、尚且つ勝率も高いのが、たまたまフィボナッチだったというわけです。

フィボナッチを使う理由①:相場の大局把握に欠かせない「ダウ理論」と相性が良い

まず、1つ目のメリットは、相場分析の王道「ダウ理論」と相性が良いと言うことです。

FXは、相場の流れに沿ってトレードする「順張」が鉄則ですが、相場が今「上昇方向のトレンドなのか、または、下落方向のトレンドなのか」を確認するために使えるのが、「ダウ理論」です。

ダウ理論とは、相場で一度発生したトレンド(相場の流れ)は、そのトレンドが否定されるまで継続する。という考えです。

つまり、相場が上昇方向のトレンドにいる場合、この流れが否定されるまでは、基本的に上方向で利益を得る『買い』で攻めるべき!という考えです。

ダウ理論の詳細はこちら

▼ダウ理論の詳細は、以下の動画をご覧ください▼

チャールズ・ダウが提唱したこのダウ理論は、なんと、今から100年以上前から存在しますが、相場分析の根底にある、不変の理論として、現在も変わらず世界中で利用されています。

シオタ
シオタ
フィボナッチトレードはシンプルな手法ですが、「相場の方向性」に沿ったトレードを行うことで、より効果を発揮します。

・相場が下目線であれば → 売りトレードのみ
・相場が上目線であれば → 買いトレードのみ

を徹底することが重要です。

 

シオタ
シオタ
絶対にやってはいけないのが、『これだけ上昇したんだから、そろそろ下がるでしょ!』という、”値頃感”での逆張りです。

筆者も初心者の頃はよくやってしまいましたが、値頃感でのトレードは、大きな損失に繋がりやすく、初心者が撤退する多くパターンは、こうした”値頃感の逆張り”と言われています。

相場の大局把握に必須!「ダウ理論」でトレンド転換をマスター「ダウ理論」とは? 米国の証券アナリストであった「チャールズ・ダウ」が提唱したこのダウ理論は、相場の大局(上目線か、下目線か)...

フィボナッチを使うメリット③:スマホで完結するから、朝の通勤や隙間時間だけでOK!

そして、フィボナッチトレードは”スマホで完結”するため、「朝の通勤時間」や「昼休み」などの「隙間時間」を有効活用できます!

『テクニカル分析で、パソコン使わないって無謀じゃない??』

という声が聞こえてきそうですが、フィボナッチは、スマホの横型チャートだけで、十分すぎるほどなので、ご安心を!

シオタ
シオタ
“スマホだけ”にこだわる理由は、筆者がサラリーマンで、日中パソコンでトレードするのが不可能だからです。。

日々忙しく働く”会社員”の方に『フィボナッチトレード』はとても相性が良いと思います。

もう一度、フィボナッチを使う理由をまとめると、

・理由①:『大局把握に欠かせない”ダウ理論”と相性が良い』

→私は基本スイングトレード(保有して1日〜数日間で決済)なので、相場の大局に沿ったトレードとフィボナッチは相性◎です!

・理由②:『PC不要で、スマホだけで完結できる』

→サラリーマンで日中は相場が見れないので、”スマホで完結”は必須条件です!

となります。

 

【2章】”シオタ流”フィボナッチトレード手法

次に、「フィボナッチトレード手法」を解説します。

私が使っているのは、フィボナッチリトレースメントと呼ばれるテクニカルで、主に「押し目買い」で使っています。


▼実際のトレードイメージ

→ ① 利用するチャート足:8時間足
→ ② 利用するテクニカル:フィボナッチリトレースメント

シオタ
シオタ
今回は、上昇トレンドの相場(買い方向)を例に見ていきます!

 

▼STEP①

8時間チャートの直近の高値・安値の間に、フィボナッチを引きます。

 

▼STEP②

価格が61.8%付近で止まっていることが確認できたら、成行注文で「買いのエントリー」を行います。

シオタ
シオタ
「61.8%」付近で少し揉みあってから、押し目買いをするのがポイント!

 

▼STEP③

エントリーを行った後、OCO注文で利食い(指値)と損切り(逆指値)を設置します。

シオタ
シオタ
フィボナッチの利点は、「利食い」と「損切り」位置が明確にできるところです。

上図のような相場では、
「61.8%」を少し割り込んできたところに「損切り」
「23.6%」の値まで上がってきたところで「利食い」を置いていきます。

リスクリワードも、大体【2(利益):1(損失)】程度になるため、「損小利大」のトレードに繋がりやすいです。

 

【スマホでOK!】フィボナッチリトレースメントを使ったトレード戦略フィボナッチ分析には、以下のように フィボナッチリトレースメント フィボナッチリタイムゾーン フィボナッチファ...

【3章】スマホでフィボナッチが使いやすい業者

 

”スマホ”でフィボナッチトレードを行う際に、
重要なのは、以下の2点です。

① 直感的に使えるか
② チャートの「横型表示」が使いやすいか

シオタ
シオタ
ポイントは「②の横型チャートが使いやすいか」です。

筆者が使っている「DMM FX」は、横型チャートから発注もしやすいので、おすすめです!

スマホアプリの「使い勝手」を比較

→ スクロールできます

❶直感的な操作 ❷横型チャート 特徴
DMM FX
非常に直感的

非常に使いやすい
最短30分で取引
スマホ使いやすさ◎
取引高世界No.1
筆者も利用中
JFX
直感的

対応
スワップ高水準
スワップは基本固定
みんなのFX
直感的

対応
最短1時間で取引
自動売買対応
外為どっとコム
直感的

ボタン動作
老舗で信頼性抜群
ペソの積立も可能
ヒロセ通商
やや使いづらい

ボタン動作
食品キャンペーン

→ スクロールできます

実際フィボナッチってどうやって使うの?

シオタ
シオタ
では、筆者も使っている『DMM FX』のスマホアプリを例に、「フィボナッチリトレースメント」の引き方を見ていきましょう!

【スマホアプリ】 DMM FXのフィボナッチリトレースメントの引き方


▼STEP①:まずは、スマホアプリ(無料)をインストール

 

▼STEP②:ログインしてチャートを開く

ログインするには「DMM FX」の口座開設が必要です。
まだの方はこちらから

 

▼STEP③:横型チャート

チャートを横型にして、まずは「通貨ペア」を選択します。

 

 

▼STEP④:フィボナッチラインを引く

右上の「鉛筆マーク」→「フィボナッチリトレースメント」を選択。

続いて、「8時間チャート」の直近の「高値・安値」の間に、フィボナッチを引きます。

 

▼STEP⑤:61.8%付近でエントリー

価格が61.8%付近で止まっていることが確認できたら、成行注文で「買いのエントリー」を行います。

エントリーを行った後、OCO注文で利食い(指値)と損切り(逆指値)を設置します。

  • 指値→「23.6%」に設置
  • 逆指値→「61.8%」を少し割り込んだ所に設置

 

あとは放置して待つだけ!

 

ネコ氏
ネコ氏
おー、これなら簡単そう!!
シオタ
シオタ
でしょ。笑

DMM FX」のフィボナッチトレードは、スマホで完結するので、初心者の方や忙しい方にもおすすめです!

FXでのトレード手法に悩んでいる方は、是非フィボナッチを使ってみてください。